STYLE e-BIKE・Buffalos・ZORO 比較レポート
先日、ブレイズから発売されたスタイルEバイクの性能確認で浅草までナイトライドに行ってきました。
そこで感じたのは同行した当店レンタル車両の「Buffalosは足の回転が忙しい」――
その理由を調べてみたら、ギア比の差にハッキリ現れていました。
今回は各車のスプロケットを比較してみます。
⚙️ 1. フロント、リアスプロケット比較
(BLAZE)STYLE e-BIKE


Buffalos


ZORO


🧮 ギア比と理論速度(ケイデンス60rpm/20×4.0インチ)
| 車種 | フロント | リア(トップ) | ギア比 | ケイデンス60rpm時速度 |
|---|---|---|---|---|
| STYLE e-BIKE | 52 T | 14 T | 3.71 | 22.5 km/h |
| Buffalos | 48 T | 14 T | 3.43 | 20.7 km/h |
| ZORO | 52 T | 14 T | 3.71 | 22.5 km/h |
※ケイデンスとは、1分間にペダルを回す回転数(rpm)のこと。一般的な街乗りでは50〜70rpmが多く、60rpmは落ち着いた巡航ペースの目安です。
実走での体感
平均巡航が20km/h前後の場合、
Buffalosはトップギア+60rpmでちょうどいい巡航ペース。
STYLE e-BIKEやZOROは、同じ回転数でも約2km/h速く進むため、
Buffalosが並走しようとすると**少し多め(約65rpm)**にペダルを回す必要があります。
⚙️ フロント52Tという数字の意味
「52Tって、ちょっと大きくない?」と思う方もいるかもしれません。
でもこれは20インチホイールだからこそ理にかなったサイズです。
タイヤ径が小さいと1回転で進む距離が短くなるため、
フロントのスプロケットを大きくして速度レンジを補正しています。
26インチの一般的なシティサイクル(44T前後)と比べると、
20インチで52Tはほぼ同じ感覚の進み具合。
つまりSTYLE e-BIKEの52Tは、スピード志向というより標準的な補正値なんです。
小径=大きめフロントギア。 これを理解しておくと、電動アシストの“設計意図”がよく見えてきます。
🔧 まとめ:数値で見ても違う、走りの性格
- STYLE e-BIKE:高速寄り。足の回転少なく伸びがある。
- Buffalos:軽いギアでスイスイ。発進や登坂向き。
- ZORO:STYLEと同等のギア設定だが、リア機構のモデル違いで若干フィールが異なる。(かも?)
同じ“20インチ電動アシスト”でも、ギア比ひとつで走りのキャラクターが変わる。
それを体感できるのが、実走比較の面白さです。
🚲 購入時のワンポイントアドバイス
Buffalosのように軽め設定のスプロケットは、街乗りや坂道スタートでの扱いやすさに優れています。
一方、STYLE e-BIKEのような大きめフロントギアは、ペダルの回転を抑えながらスムーズに巡航できるのが特徴です。
後からスプロケット交換で調整することも可能です。当店でも交換作業をお受けいたします。
自転車購入時は「走りの目的」と「スプロケットの設定」にも注目しましょう。
見た目は似ていても、ギア構成で走りの性格がガラッと変わります。