RICHBIT CITY(特定小型原付)リアチューブ交換と脱落ナット対応の記録

今回ご依頼いただいたのは RICHBIT CITY のリアチューブ交換

RICHBIT CITY 特定小型原付の車体全体写真

今回ご依頼いただいたのは、RICHBIT CITY(特定小型原付) のリアチューブ交換です。

 

ご来店時点で、すでにリアタイヤはパンクしている状態でしたので、リアホイールを外してチューブ交換作業を行います。

リアホイールを外してチューブ交換作業

RICHBIT CITY リアチューブ交換のためホイールを外した状態

作業自体は特に問題なく、リアホイールを外してチューブ交換を進めていきます。

ご依頼時から左側のシャフトナットが無い

リアホイールを組み付けた後 ナット欠落状態

作業を進めていく中で、ディスクブレーキ側(左側)のリアシャフトナットが無くなっていることが判明しました。

 

右側にはフレームのアーム内側にチェーンアジャスターが付いていますが、左側にはチェーンアジャスターが付いていない状態です。

RICHBIT取扱店ではないのでネット画像から純正の状態を確認

RICHBIT CITY は、

  • 右側:チェーンアジャスター付き

  • 左側:チェーンアジャスター無し

という構造のようで、ネット上の画像をいくつか確認してみると、

  • 右側だけチェーンアジャスターが付いている個体

  • 年式やロットによっては左右とも付いていないように見える写真

もあり、どうやら これが純正仕様らしい という結論になりました。

 

つまり今回は、
「左側のシャフトナットだけが脱落して無くなっていた」 という状態です。

ナットサイズを確認。M12・ピッチ1.25

滑り止め付きフランジナットの拡大写真

右側の純正ナットを確認したところ、

  • サイズ:M12

  • ピッチ:1.25mm

という仕様でした。

 

この ピッチ1.25 が少し曲者で、近所のホームセンターを何軒か回ってみましたが、
どこも欠品、もしくはそもそも在庫無し という状況でした。

KITACO のフランジ付きロックナットで対応

当店はオートバイ部品の取り扱いがあるため、
今回は KITACO(キタコ)のフランジ付きロックナット(M12 / P1.25) を取り寄せて対応することにしました。

KITACO製 フランジ付きロックナット M12 P1.25 のパッケージ

もともとの純正ナットとの違いについて

ここで一点、注意点があります。

今回の車両の右側についている純正ナットは、18mm のスパナ(モンキーレンチ)サイズでした。
ただし、一般的なオートバイ用の M12 ナットは、ほとんどが 17mm サイズ(19mmも存在)です。

今回使用した KITACO のフランジナットも 17mm サイズ になります。

つまり、

  • 右側(純正):18mm

  • 左側(今回取り付け):17mm

と、左右で工具サイズが変わる状態になります。

「おそらく左右とも18mmだったのではないか」という 現車からの推測 になります。

機能面・安全面には問題ありませんが、
左右で使用する工具サイズが変わる点についてはご了承ください という対応になります。

ワッシャーを追加して装着、作業完了

ワッシャーと一緒にフランジナットを装着したリアシャフト部分

締結状態・固定状態ともに問題ないことを確認し、作業完了です。

特定小型原付も、こういう細かいところでトラブルが出ます

特定小型原付は構造がシンプルに見えても、

  • ナットの脱落

  • 規格が微妙に特殊

  • 市販品がすぐに手に入らない

といったことは、実際の現場では普通に起こります。

VOLT EDGE では、
現車を確認した上で、対応可能な方法を現実的に判断して作業しています。

 

同じようなトラブルでお困りの方は、一度ご相談ください。

VOLT EDGE

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