我孫子市内にお住まいのお客様より、電動アシスト自転車の修理をご依頼いただきました。
車両は PROVROS P-266E。
当店で販売した車両ではありませんが、症状を確認したうえで対応させていただきました。
今回は、お客様のご自宅が当店から少し離れており、ご来店が難しいとのことでしたので、車両を引き取りに伺いました。
操作パネルの不具合確認
店舗へ持ち帰る前に現車を確認したところ、操作パネルの液晶部分に水濡れの跡がありました。
液晶内部にも水滴のようなものが見受けられる状態で、操作パネル内部へ水が入り込んでいる可能性が高い状態でした。
配線接続部分については、熱収縮チューブでカバーされており、接続部分への水の侵入は少ないように見えました。
ただし、操作パネルだけの不具合ではなく、万が一コントローラー側に不具合があった場合は、当店での対応ではなくメーカー対応になる可能性があります。
そのため、車両は一度店舗へ持ち帰り、メーカー様と確認を取りながら作業を進めることにしました。
メーカー様より操作パネルを手配
PROVROSのメーカー様とやり取りを行い、まずは交換用の操作パネルを送っていただけることになりました。
部品の入荷まで数日待ち、操作パネル到着後に交換作業を実施しました。
今回届いた新しい操作パネルにはシリコンカバーも付属しており、以前よりも水濡れ対策がしやすい状態になっていました。
操作パネル交換と配線接続部の処理
入荷した新しい操作パネルへ交換し、配線接続部分は新しい熱収縮チューブを使用して処理しました。
ヒートガンで熱を加え、収縮チューブをしっかり収縮させて、接続部まわりを保護しています。
※完全防水を保証するものではありませんが、接続部まわりの水濡れリスクを減らすための処理です。
フロントライト配線の手直し
操作パネル交換作業中に確認したところ、フロントライトの配線が長く垂れ下がっている状態でした。
また、車体右側には転倒時についたと思われる傷や跡が残っており、過去に右側へ転倒した可能性がある車両でした。
その影響で、転倒時にフロントライトまわりの配線がどこかに引っかかり、車体を起こす際に配線が引っ張られた可能性も考えられます。
このまま配線が垂れ下がった状態では、走行中に何かへ引っかかってしまうおそれがあり、安全面で気になる状態でした。
そのため、配線がだらんと垂れ下がらないよう、結束バンドでカゴ側へ固定させていただきました。
ただ固定するだけではなく、ハンドルを左右に切った際に配線が無理に引っ張られないよう、余裕を確認しながら固定しています。
フロントライト配線の固定については、大掛かりな追加作業ではありませんが、安全面で気になる箇所でしたので、今回の作業範囲内で対応させていただきました。
当店では、作業内容や費用の範囲を大きく超えるような追加作業は事前確認が必要となりますが、今回のように簡単な手直しで安全性の向上につながる部分については、可能な範囲で対応させていただいております。
作業完了・納品
操作パネル交換後、動作確認、試乗を行い、空気圧も確認しました。
その他にも、今後注意が必要と思われる箇所がいくつかありましたので、納車時にお客様へお伝えしています。
最終確認後、無事にお客様へ納品となりました。
当店取扱外メーカーの車両について
今回は、当店で取り扱っているメーカーの車両ではありませんでしたが、メーカー様へ確認し、部品供給を受けることができたため、修理対応が可能となりました。
VOLT EDGEでは、当店で販売した車両以外でも、内容によっては修理対応できる場合があります。
ただし、メーカーや車両の状態によっては、
・部品供給が受けられない
・配線や制御系の情報が確認できない
・メーカー対応が必要になる
・当店では作業できない
という場合もあります。
今回のように、メーカー様から部品供給や確認が取れる場合には対応できることもありますので、
電動アシスト自転車、特定小型原付の不具合でお困りの際は、まずは一度ご相談ください。